2018年9月27日木曜日

CD制作日記 その3 動画撮影

ジャケット写真の撮影も終わり、たった一行ではありますが9月20日発売の現代ギター10月号GGサロンコンサートの紹介ページで次回11月の予定として正式に掲載、発表されたので、コンサートの開催は決定!もう後には引けません(笑)

先日、ジャケット写真の撮影を終えて、編集部にお礼と挨拶をする為に伺うと、担当の高久さんから『先生、動画撮影はいつにしましょうか?』と、明るく声をかけられました
『アレ?わたしもやるのかい??』なんて、言いませんがホントに私もやるの???って言うのが素直な感想(笑)ですが、覚悟を決めて敷かれたレールの上にスムーズに乗ることにして一流ギタリストの皆さんにとっては朝飯前の告知動画撮影をする事になりました

撮影日は平日の火曜日。今回は楽器だけなので車は置いて地下鉄に乗ってお出かけ…ラッシュアワーは過ぎているとは言え、混雑した車内で大きなギターケースは他の方の迷惑になるし、やっぱり大変ですね…

予定通り10時に会場入りすると、高久さんがデジタルカメラを二台と録音機材の準備を済ませていました。

やっとアウェー感(?)が無くなって来たGGサロンの舞台に伴侶のロマニロスを抱えて登ります。
椅子と足台の高さを調整し、基準音を442にチューニングを済ませ、Dチューニングの曲から演奏していきます。

今回のコンサートではこの調性がポイントになるので、動画もそれを意識した曲を選びました。

テイクの最初は1番緊張したと言うか、大変だったカメラを見ての喋りと挨拶(笑)から、その後は正面と左前から同じ曲の同じ箇所を二回ずつ撮影、録音して編集してもらいます。

実は二台のカメラで同時に撮影するはずが、一台のカメラの調子が急遽悪くなり、一台のカメラを移動しながら二回ずつの撮影となりました。

トータル2時間弱の撮影は順調に(高久さん曰く)終わりましたが、僅か数分のPVを作るのも本当に大変な作業をして頂いているのだと改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました…

さて、どんな動画になった事やら…アップされるのが楽しみです!



※因みに左肘があたる辺りに付いているのは肘あてのグッズ。ロマニロスの様にボディが小さい楽器には保持がしやすくなり、身体との接触面が少なくなるので鳴りが良くなり、セラックなど繊細な塗装にも優しいと言う利点があります。私は今井先生のトーレスモデルでも愛用しています。

[筆者:小林徹]