2015年5月29日金曜日

ヴェンゲーロフコンサート

どうも〜。あらいです。
 
先日、ヴァイオリニストのマキシム・ヴェンゲーロフが弾き振りをするコンサートに行ってきました。




弾き振りとはその名の通り弾きながら指揮を振ることです。曲中でヴァイオリンを弾いたり、指揮したり。
私もギター合奏でやったことあるけどテンパるんだよねー。だって忙しいんだもん( ̄。 ̄;)
 
そしてヴェンゲーロフは本当に忙しかった。オケが今回は桐朋音大の学生たち。
前半はモーツァルトのコンチェルトーネとヴィヴァルディの3-10のソリストと指揮。これはまだ分かる。指揮者がいない時代の人たちの曲だから。
 
後半はリムスキー=コルサコフのシェヘラザードのソリストと指揮。
フルオケの指揮振りは本当に大変そうだった。指揮するときは演奏者の方向いてヴァイオリンソロの時は客席向いてと忙しい。
っていうか指揮台の横に細長い机があってそこでヴァイオリンと指揮棒を持ち替えるのだけども、ちゃんと置けなかったら(゜o゜;  とかここで地震が起きたら何億もするあのストラディヴァリウスのヴァイオリンが落ちてしまうのでは(゜o゜;
とか、余計な心配ばかりでもう演奏に集中出来ない出来ない(;¬_¬)
 
 
でも学生さんの演奏はフレッシュで良かったですよ。一生懸命さが初々しくて。パワーあったな〜。
ヴェンゲーロフはパワーより音色といったかんじで、モーツァルトとヴィヴァルディの音質や色合いの弾き分けはさすがでした。
 
若手演奏家育成目的のコンサートなので演奏を通してその時代の演奏スタイルや歌い方を音大生奏者に伝えている感じが、見ている私たちにも分かりやすく大変勉強になりました(^-^)


[筆者:荒井聡美]